今月も村澤さんがやってきました。ワークショップスタートです。
今回は2時間半の短期集中ミーティング。
展示会が終わって、ひと区切り、なーんてことはありません。
ものづくりの手は休むことなく、動かし続けているのです。

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いい笑顔。村澤さんとのワークショップはいつもにぎやか。
今回は野村くん仕立てのモックアップでの検証会。
先日白い布を裁断していたのは、この日の為。
その出来映えに村澤さんの気分も上々のご様子。
原寸だからこそ気づける「こんなこと、あんなこと」を
次の試作に反映させていきます。

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ファブリック選びに悩みます。
張地もソファの開発の中では重要なポイントです。
色や素材感で、モダンにも和風にもラグジュアリーにもカジュアルにも
同じソファも全く印象の違ったソファに映るんです。
大判のファブリックを当てながら、ソファのデザインとベストの組合せを探っていきます。
営業課、国際課、商品課みんなで意見を出しながら、
「ざっくりとした質感、おとなっぽい雰囲気の生地」に決まり、
こちらも次のステップ、再試作へとコマを進めていくのでした。

ちょっとだけ、ソファ張地の話。
NDstyle.では、中国の工場から取り寄せた生地を、国内で試験を行い、
そのスペックを確認しているものから、採用していきます。
数年前までは、思いどおりのいい色味の生地が
なかなか見つかりにくかったのですが、
最近はたくさんありすぎて悩んでしまうほど、
ファブリックのバリエーションが増えてきました。
候補の生地をずらり並べて選ぶことができる様になったのも、
これも楊さん(写真左から二番目)の根気強いネゴシエートのおかげです。

まだ梅雨も明けぬ6月ですが、今秋発刊予定の5thカタログの準備も
そろそろ実行に移す時が来た様です。
その前にやることさえ片付いていないので、まだ先のこととばかり思ってましたが、
村澤さんの「ロケどうします?」の言葉で、はっと目が覚めました。
という事で、次回のワークショップはカタログ準備ネタになるかも!?という
予告をしながら、今回はおしまいです。おつかれさまでしたー!!